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ALISON KRAUSS 2

ALISON KRAUSS 2_e0272042_20381813.jpg
 本日のカントリー女性歌手、ALISON KRAUSSの2枚、1990年発表の「I'VE GOT THAT OLD FEELING」から。

 まだ初々しいジャケット写真、特に裏シャケットの写真はかなりわざとらしいのがご時世を語っています。

 UNION STATIONのバックバンドも付いていません、バックにはJERRY DOUGLASがクレジットされていて、UNION STATIONとしては彼のみの参加です。 他にはMANDOLINにSTUART DUNCAN・SAM BUSH、GUITARにJEFF WHITE、BASSにDAVE POMEROY・GLEN WORF・EDGAR MEYER、PIANOにPETER WASNER、DRUMSにMARTIN PARKER,そしてBANJOのクロマチックスケールが得意なALISON BROWNと現在とかけ離れたメンバーでした。

 CDを聴いて行くと、思ってもみなかったサウンドの鮮明さ。 ROUNDERってこんなハイファイ的な音だっけ、とある意味別の驚きが有ります。

 ギターの音が鮮明ながらもとげとげしくないある種の驚き、JERRY DOUGLASとコ・プロデューサーのBIL VORNDICKがサウンドエンジニアーも兼ねていますので、彼の技力がモノを言っているのに違いありません。

 集録曲は、SIDINEY COXやNELSON MANDRELLといった、比較的新しい作曲家の曲を収録してあります。

 ALISON KRAUSSの声も、変わらぬハイトーンながら初々しく感じられます。
ALISON KRAUSS 2_e0272042_20382482.jpg
 続いて、MASTERS OF THE FOLK VIOLINと銘打った、スタイルが違うフィドラーが集うコンサートの模様のCDです。 ARHOOLIEレーベルだからできる企画でしょうか。

 6つのスタイルの代表フィドラーとして、先ずはウエスタンスタイルからALISON KRAUSS。 説明書きにはテキサス・ロング・ボウ・スタイルだとか... 3曲目の「WAYFARRING STRSNGER」が、VIOLIN・コンサートのCDとしては異例のボーカル入りで、心にしみます。(6曲目の「DO YOU KNOW WHAT IT MEANS MISS NEW ORLEANS」もしかり、泣けますよ!)

 続いて、アイリッシュスタイルのSEAMUS CONNOLLY。 アイリッシュ・ナショナル・チャンピオンシップの10回優勝者だということで、フォークダンスっぽい感じで始まる、ダンサブルなそのスタイルは軽妙で、文字通り踊りたくなる演奏です。

 3人目は、ケイジャンのMICHAEL DOUCETで5曲。 ALISONのウエスタンよりも少し山に登った、というか少し田舎方面に移動したサウンドと表現すれば良いのでしょうか... 焚き火を囲んで踊っている風景が目に浮かびます。でも、テンポは遅めですね。

 それからアパラチアンのKENNY BAKER。 もっと山寄り?軽快なテンポで(少し寒いから?笑)スイングします。 この方ドン・ギブソンやビル・モンローと共演していたらしく、カントリーの生き字引でしょうか!?

 ジャズ界からはCLAUDE WILLIAMS。 ジャズというと、ステファン・グラッぺりが有名ですが、あちらは欧州からの転入ですが、このWILLIAMSさんは生粋のブラックミュージシャンで、カウント・ベイシーでも活躍していた人。 グラッぺりを少し弾ませた感じで、スインギーです。 音的には、少しこもり気味でしょうか...
WILLIAMS最後の曲「KANSAS CITY」では、ALISONも参加してブルースしてます。

 最後は、JOE CORMIER。ケープブレトン、って何? スコティッシュって書いてありますが、英国ではなくカナダ。 それもフランス語圏(ケベック)だそうです。 ダンサブルなケルト圏な音楽ですが、アイリッシュとどう違うの、と聞きたい系統です。 赤毛のアンの世界なのかしら?

ALISON KRAUSS 1'VE GOT THAT OLD FEELING ROUNDER CD 0275 1990年

MASTER OF THE FOLK VIOLIN ARHOOLIE CD334    1989年
by moccinocraft | 2013-04-09 22:18 | COUNTRY | Comments(0)


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