カテゴリ:LATIN( 63 )

ONO LISA 4

 本日のラテン、小野リサの「BOAS FESTAS2~FELIZ NATAL~」を聴いてみました。
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 現在29枚の通常アルバムを発表していますが、その内の18枚目で、クリスマスアルバムとしては2000年発表の「BOAS FESTAS」に続く2枚目となります。

 ポルトガル語と英語の曲を交互にインサートした、全8曲のシンプルなアルバムに仕上がってますが、「BOAS FESTAS」とペアを成すアルバムと考えれば、珠玉のクリスマス・アルバムになっていると思います。

 バックは比較的シンプルな構成で、ギターはいつものROMERO LUBAMBOなんですが、良く聴いてみると指弾きの音色は、爪の音では無く指の腹で弾くソフトなサウンドとなっていますね。

 一方、デビュー当時鳴り物入りだった小野リサも当年とって51歳。 もはや老練の域に達しています。 何時までもその初々しい歌い方は、私が思うに永遠の子守歌ではないかと...

 そんな小野リサのクリスマス・ソングはある意味スタンダード。 アストラッド・ジルベルト然りの普通の音楽=安らぎの音楽と言っても良いのではないでしょうか。

 最後まで破状なく聴けるので、チョットした時に聴くのにもってこい! でも、最後の方のバックのJOSE LUIZ MAIAのベースの音が太いのにびっくりしました。(なごみのアルバムで、この太さは必要?)

LISA ONO BOAS FESTAS2~FELIZ NATAL~ S! TOCT-25497 2004年
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by moccinocraft | 2013-09-02 20:04 | LATIN | Comments(0)

LATIN PERCUSSION

 本日のラテングループ、パーカッションが目立つ2グループのアルバムを取り上げます。

 先ずは、JOSE RIZO'SのJAZZ ON THE LATIN SIDE ALL STARSで「THE LAST BULLFIGHTER」。
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 FINIA ALL STARSに触発されて買ったアルバムです。

 言わばFINIAと間違えて買ったのか、今は定かでありません。 リーダー(?)作曲家(??)のJOSE RIZOさんを全く存じ上げないので... ただクレジットを見て、DRUMSの ALEX ACUNAは有名ですので分かります。 あとパーカッションのPONCHO SANCHEZは何処かで名を聴いたような!?

 他の面子は分かりません! でも、おそらくモントレーのジャズ・フェスティバル関連のメンバーだとライナーノーツから想像されるのですが、またしても私の良好な英語力をしてですから...後は想像で。

 多くのラテンミュージックのアルバムがそうですが、エコーは殆どかけていない状態ですので、音のアタックとスレッショルドは鮮明。 スピーカーの後ろに演奏者がそろっている感じで、定位にアタック感は抜群です。

 ただ惜しむらくは、私の方でそのサウンドに馴染めないので、コレ困りモンです。

 1曲目、デイジー・ガレスピーの「BEBOP」。2曲目、リー・モーガンの「CARAMBA」と普通のジャズが入っていますが、いかんせんピアノのリズムが跳ねるラテンのリズムで、コンガを始めあらゆるラテンパーカッションが入ってます。 それは良いのですが、やるんだったらまぜこぜでは無くラテンだったらラテンだけに絞ってほしいのです。

 ようやく、その声が通じたのか、3曲目からJOSE RIZOのオリジナル曲となりまして、これで一息つけますね。

 極めてダンサブルなリズムをひしひしと感じることのできる熱いサウンドです。(初めてのサンタナのコンサートを思い出します)


続けて、HORACIO 'EL HERNANDEZの「ITALUBA」。 これは、JOSE RIZOさんのアルバムをよりJAZZに近づけ、さらにFUSION化したモノ。
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 こちらは、かなり近代的なサウンドで、ドラムに広がりのあるエコーが付帯しています。

 それほどFUSIONが好きとは言えませんが、こちらのサウンドの方が肌に合いますね。 BASSも完全なエレクトリックになっていますが、かなり太い音! おそらくローCのDの出る多弦ベースか?(写真で見ると6弦弾いています)

 きわめてソリッドなサウンドですけど、結構聴きやすいですね。 オーディオのデモ用にも良さそうな音作りです。 

 ただ、ボーカルが入ると現実に引き戻されます。

 ピアノトリオにトランペットが入っていますが、トランペットの音が分厚く、かつ音が硬くないのでここも聴きどころですね。

 この時期のラテンCDで、DRUMSが主導しているグループのアルバムは音が良いのが多いです。 ジャケットの感じに惑わされない高クオリティがウリでしょうか?

JOSE RIZO'S JAZZ ON THE LATIN SIDE ALL STARS THE LAST BULLFIGHTER SAUNGU SR001 2004年

HORACIO 'EL HERNANDEZ ITALUBA PIMIENTA 245 360 612-2 2004年
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by moccinocraft | 2013-06-27 21:01 | LATIN | Comments(0)

ASTRUD GILBERTO

 本日のLATIN女性ボーカリスト、避けては通れないASTRUD GILBERTOです。

 ボサノバのレイドバックと言ったらよいのでしょうか? 装飾の無いボーカルでそのシンプルさからか、人気は高かった様です。

 で1枚目1965年(帯では1967年ですが)の初リーダーアルバム(?)、WINDYです。
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 老舗VERVEが出したとは思えない、少しあか抜けないサウンドですが、この頃としては先進の音作りなのかもしれません。

 エレクトリックベースを入れてみようと考えたが、フレーズは箱ベーのままなので、音がポコポコしちゃって今現在の基準で行くと「失敗作」。

 途中7歳の息子とのデュエットは微笑ましいですが、ここでデキシーもどきは無いでしょうの苦言も出そうです。

 その他の曲は、テレビジョンで見る○○ショーのたぐいの、ブラス+ストリングスの豪華バッキングを擁しているというものなので、ASTRUD GILBERTOの素朴なボーカルには借りてきたネコ状態です(逆か!?)

 方向がユーロビジョンコンテストのほうにむいている様な音なので、1960年台としてはアリなのかもしれません。

 貴重な資料としてのCDですかね?



 続いて、1967年の「BEACH SAMBA」。
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 こちらはプロデューサーがCREED TAYLORに代っているので、少しはさばけた音になっています。 後のCREEDのブランド、CTIがガチとなるサウンド。 バックだけあか抜けちゃってます。

 元来の天然素材のASTRUD GILBERTOとは相反する未来都市(そこまでは行ってない?)に行ってしまったので、お姉さま困ってるの図でしょうか??

 でもそこは大物、ちゃんと自分の世界で歌っています。

 バックも当時のVERVEの常連ミュージャンでしょうか? 私の知っているのは、HARPのTOOTS THIELEMANSに、DRUMSのGRADY TATE、そしてBASSにRON CARTER、おまけにHAMMOND ORGANがWALTER WANDERLEYの面子。

 使いどころが違うなかな、とも思いますが、WALTER WANDERLEYは意外とマッチしているのかもしれません。

 この手の歌手は、そこそこ渋いバッキングで無いと埋もれる(?)、引き立たないと思いますけど...

ASTRUD GILBERTO WINDY VERVE POCJ-2560 1965年

ASTRUD GILBERTO BEACH SAMBA VERVE 31405190801-2 1967年
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by moccinocraft | 2013-05-31 19:55 | LATIN | Comments(0)

ONO LISA 3

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 本日の女性ラテン歌手、ONO LISA1990年代のアルバムです。 

 一枚目は1994年発表の「ESPERANÇA」。 殆どの曲をONO LISAが作曲していますが、2曲ほど他人の作曲で、その内の1曲「白い道」はTOM JOBIM=ANTONIO CARLOS JOBIMの曲。 そして彼もこのレコーディングに参加しています。

 このことは... このアルバムの最後に「どうして一緒にレコーディングしたかって? LISAの声が美しかったからさ」のJOBIMの言葉と一緒に、嬉しそうにそばに寄りそうLISAとJOBIMの写真が飾られています。 これがこのアルバムの全てを語っていると思うのです。

 JOBIMといえば、「イパネマの娘」で有名な作曲家・ミュージシャンですが、飛行機好きが高じて「ジェット機のサンバ」という曲も作り、リオ・デ・ジャネイロの国際空港は彼の名を冠しています。

 このアルバムが1994年の春の録音ですが、JOBIMはその冬に没しています。

 そのためか、最初の曲は元気なサンバですが、それ以外、全体的に落ち着いた面持ち。 「白い道」では神妙に歌っています。 心なしかジャケット写真は伏せ目!?
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 続いて、順番が逆になっていますが1993年の「NAMORADA」。こちらは、うって変わって本人の作曲は1曲のみ、

 主な特徴とすると、HEAMONICA/TOOTS THIELEMANS、PIANO/HELIO CELSO、GUITAR/MAURICIO CARRILHO・PEDRO AMORIM以外は、日本人ミュージシャンを起用しているという事。 「ESPERANÇA」でも、プロデュースはKAZUO YOSHIDAとご本人でしたが、サウンド的には少し異なっています。

 曲の構成にもよると思いますが、全体の雰囲気などこちらのアルバムのほうが私の好みです。 全7曲と少なめな収納曲ですが、内容はこちらのほうが濃い感じ、ジャケット写真もこちらのほうが明るい!

 エリス・レジーナとアストラッド・ジルベルトを足して2で割ったようなボーカルが、こちらのほうがマッチしている様な気がします。 もちろん少しの差ではあるのですが...

 で、肝心のTOOTS THIELEMANS参加の曲は3曲ですが、当然他の楽曲と雰囲気は違ってきます。 それがTOOTSだけ目立ってしまっている、というものでなく、しっかりラテンしている音色。 こちらも、このアルバムの聴きどころとなっています。

LISA ONO ESPERANÇA BMG BVCR-667 1994年

LISA ONO NAMORADA BMG BVCR-1001 1993年
 



 
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by moccinocraft | 2013-05-15 22:11 | LATIN | Comments(0)

GLORIA ESTEFAN 3

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 本日のGLORIA ESTEFANの2題、まだ前世紀を抜けてはいません。

 先ずは1994年の「HOLD ME THRILL ME KISS ME」アルバム、タイトル曲がアルバム名になっていて、さすがタイトル曲だけあってムードあるラブバラードです。 このロングシングルアルバムといっても良いほど印象的な曲です。

 2曲目はとトロが出てきそうなイントロ、3曲目はあまり彼女には合っていないと思われるディスコ調ですが、4曲目からはまたバラードで、アルバムの基本コンセプトに戻りました。

 プロデュースが、夫君のEMILIO ESTEFAN JR.とJORGE CASAS(BASS)、LAWRENCE DERMAR(KEYBOARD)の相変わらぬ布陣です。 そのため、安定した音作りがされたおり、GLORIA ESTEFANの声・歌い方に合ったサウンド作りがされています。

 前作の「ミ・ティエラ」の純ラテンから、今回は永遠のアメリカンポップスのローテーションとなっています。

 でも、驚いたのが6曲目の「YOU'VE MADE ME SO VERY HAPPY」です。 これ、あのBLOOD,SWEAT & TEARSのヒット曲で、アレンジは全くそのままの流用で、むさくるしい(失礼)DAVID CRATON THOMASのボーカルをそのままGLORIA ESTEFANが歌うと... この曲がかなりムーディーな曲だったと改めてわかる次第です。

 ただ、残念なのはディスコ調の曲は、シーケンスによるドラムなので、早いパッセージのスネアなど音が繋がってしまい、まるでリバースリバーブの様に聴こえる事です。 惜しい!
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 続けて、1996年の「REACH」。 ラテンに戻るか!?

 あれれ、全曲(7曲)同じREACHですよ!  ???企画モノか?リミックス物か??

 ① ALBUM VERSION
 ② LOVE TO INFINITY'S RADIO MASTER MIX
 ③ LOVE TO NIFINITY'S WALK IN THE PARK RADIO MIX
 ④ HIGHER RADIO MIX
 ⑤ GOLD MEDAL MIX
 ⑥ HIGHER CLUB MIX(VOX UP)
 ⑦ ABRIENDO PUERRTAS(OPENING DOORS) AFRICUBA MIX

と永遠にREACHが続く... さらにREACHって、次のアルバム「DISTINY」の収録曲です。 先行発売? 予告??リズムを変えてるだけじゃん、何じゃこれ!

GLORIA ESTEFAN MOLD ME THRILL ME KISS ME EPIC ESCA 6072 1994年

GLORIA ESTEFAN REACH EPIC ESCA 6428 1996年4.2

参考 GLORIA ESTEFAN DESTINY EPIC ESCA 6474 1996年5.30
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by moccinocraft | 2013-04-14 20:58 | LATIN | Comments(2)

LISA ONO 2

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 本日のLATIN、LISA ONOの第2弾、「SERENATA CORIOCA」と「MENINA」の2枚です。

 新しいほうから、先ず「SERENATA CORIOCA」。 1992年の本作は、基本的に子守歌と評していいと思います。 とにかく柔らかい音、ゆらゆらと音の塊が陽炎のように昇華して行きます。

 LISA ONO (1)で少し触れましたが、この人のコンサートは盛り上がりというものは有りません。 ただ淡々と歌を歌っていくという進行で、それが彼女の魅力と思いますが、CDと同じ感じでアッケラカンとコンサートは終わってしまいます。

 LISA ONOにそれ以上、それ以下(?)のものを期待してはいけないのです。 ナラ・レオンやアストラッド・ジルベルトがそうであるように、地味でしっとりとした中にその魅力を感じるわけですので...

 このアルバムも、その意味で全く派手さの無い、それでいてひたすら綺麗なストリングス、リリカルなピアノと地味~で清楚な音作り、それだけのアルバムです。

 久々に聴きましたが、埋もれてました、この良盤!
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 続いて、1991年の「MENINA」、上記アルバムの前年なので果たして使用後(SERENATA CARIOCA)・使用前の後者になるのか?

 こちらのアルバムは、ジャケット写真が物語っている、熱い夏のリズムですよ。(これって、使用前か?)

 プロデュースはKAZUO YOSHIDAという日本人ですが(たぶん)、バックミュージシャンはブラジルの人なので、日本人が手がけるアルバムにありがちな、少し薄い音にはなっていません。 これだけでも立派。 

 バックだけ聴いてもブラジリアンJAZZで、これだけで聴いても良いくらいです。 そう、6曲目にJAZZのスタンダード「YOU'LL NEVER KNOW」も入っています。 相変わらずLISA ONOのボーカルはイナタイままですけれど...

 決して使用後にはならない、良い意味で落ち着いていないアルバムです。 歌い方は決して前に出るものではありません、LISA ONOの共通する「控え目な歌い方」で、ある意味日本的なのかもしれませんが、それが彼女の性格で個性であるのは間違いないと思います。

LISA ONO SERENATA CARIOCA BMG SVCR-87 1992年

LISA ONO MENINA BMG SVCR-48 1991年
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by moccinocraft | 2013-03-30 20:15 | LATIN | Comments(0)

出張組LATIN音楽

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 本日のLATIN、「現地とは違うところで」、というお題2題...

 先ずは、FINIA ALL STARS
こちらは、パーマネントグループでは無く、FINIAというレコード会社に属するアーティストが、その社長さんがブッキングをしてメンバーが集まるという、その時によってメンバーが異なる異質な音楽集団です。

 FINIA社は、ニューヨークにある会社なので、純国産ではありませんが、それだけ都会的な洗練された音楽がウリで、本アルバム「VIVA LA CHARANGA」も
1986年の発表ですが、参加ミュージシャンもCELIA CRUZやTITO PUENTEなどふんだんに使っています。

 たしか、このCDはラテンでは我が家で一番古いものだと記憶しています。  そのため、今現在少し歪っぽくなって...(泣)

 このアルバムFINIA ALL STARSのスタジオ録音盤として11枚目のアルバムで、ライブを含むと23枚目のアルバムとなっていますが、2000年以降は発売されていません。

 最初に聴いた時には、ラテンなのに何てベースがうまいんだ!?という印象でしたが(LATIN系の人は皆上手)...
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 続くは、ANTONIO ADOLFOとCAROL SABOYAの「LAeCA HERE AND THERE」です。

 こちらは、リオ・デ・ジャネイロ録音の現地もので、曲は母国のモノが12曲中1曲。  ADOLFOさんのオリジナル3曲で、所謂スタンダードなJAZZが8曲と、ほとんど外に目が行ってます。

 ここで注目なのが、2曲目の「ALL THE THINGS YOU ARE」。 古くは、チャーリー・パーカー、ジョー・パス、MJQなどが取り上げている名曲中の名曲なんですが、このCAROL SABOYAさんが歌うと、インストウルメンタル向きでは無く、女性歌手向きではないかと真剣に思うのです。

 他にも、CHERYL RUSSELLの名歌唱がありますが、こちらは鉄板エコーたっぷりです。  両者とも感動モノですが、私としてはCAROL SABOYAのほうが好きかな!?

 どちらもお薦めです。 CHERYL RUSSELL盤は、彼女のHPの中で聴く事が出来ますので、ぜひお試しを...

FANIA ALL STARS VIVA LA CHARANGA FANIA JM640 1986年

ANTONIO ADOLFO CAROL SABOYA LAeCA HERE AND THERE AAM AAM 0701 2010年
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by moccinocraft | 2013-02-11 20:17 | LATIN | Comments(0)

CESAR CAMARGO MARIANO 4

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本日のラテン。「CESAR CAMARGO MARIANO」の中期の作品。 

 先ずは、1980年の「& CIA」名義のアルバムです。

 前回はラテン・フュージョンにかかったぐらいの時期のモノでしたが、このアルバムの当時としては先端を行っていたのでしょうが、今現在聴くと古い感じも有ります。

 YAMAHAのCP-70とFENDERのローズ(スーツケース)を軸に、シンセサイザーをミックスしたサウンドで、ストリングスは全てシンセサイザーに頼っています。

 時として、フランシス・レイ的な音や、スキャット多用はご愛敬!  「当時として最先端」がキーワードですから。(むむ、渡邊香津美も出てきたぞ=サウンドとして...)

 当然、殆どCESAR CAMARGO MARIANOのオリジナルで、1曲だけメンバーの曲が入ってます。

 ただ、1980年にしてスラップ・ベースも入っていますが、プレシジョンでスラップは無謀かも。
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 こちらは、それより3年前の1977年の「SAO PAULO・BRASIL」と題したアルバムで、聞いた感じはブラックなファンクっぽい音です。 RCAなので、こちらの方が音が分厚く聴きやすいくなっていますが。

 このころのCESAR CAMARGO MARIANOの音楽への取り組みは、「とにかく何でも試してみよう」で、どんなアイデアでも出して、出したものは色々な工夫を凝らし、音楽に仕立てようととする姿勢を、アルバムの中で感じさせます。

 若いうちですので、中には失敗も有りますが(一般論として)、それが後の熟練した音楽に繋がろうというもの。  CESAR CAMARGO MARIANOの場合は、「DUO」や「 VOZ」さらに「BOVA SAUDADE」に結果が出ていると思います。

CESAR CAMARGO MARIANO    &CIA COPIA CONTROLSDA 582634 2 1980年

CESAR CAMARGO MARIANO &CIA  SAO PAULO・BRASIL RCA 74321864132 1977年
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by moccinocraft | 2013-01-19 19:41 | LATIN | Comments(0)

ELIANE ELIAS

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  本日の...JAZZですね、←ここのところ難しいところですけれど。  LATINに含んでも良かった、ブラジル生まれの「ELIANE ELIAS」です。  かなり前からMTVに出演していて、旧12チャンネル時代のその手の番組で、女性の新進のピアニストというと彼女が出ていました。

 そのころの画像では、殆ど歌っている姿はありませんでしたが、最近はもっぱら歌がメインの様になっています。

 そんな彼女の最近のアルバムから、先ずは2004年発売の16枚目のアルバム「DREAMER」です。

 MTVでは、バリバリのピアノを披露していましたが、このアルバムでは極めてムーディーな演奏を披露。ナイロン弦のギターも入ってますが、それほどリズミックである曲は2曲ぐらいで、ストリングスも入ってます。

 このストリングス、イギリスはアビー・ロード・スタジオに集うスタジオミュージシャンで、この弦だけ聴いていても良いほどの出来よう。

 最高にリラックスできる一枚です。
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 続く二枚目は、2008年の19枚目のアルバム「BOSSA NOVA STORIES」です。

 参加ミュージシャンは「DREAMER」とあまり変化はありませんが、唯一SAXのMICHAEL BRECKERは、故人となっていますので参加なし、代わりにハーモニカのTOOTS THIELEMANSとボーカルのIVAN LINSがゲストで出演。  タイトルどおり、よりBOSSA NOVAの比重が多くなったアルバムになっています。

 余談ですが、「ELIANE ELIAS」は以前MICHAEL BRECKERのお兄さんRANDYと結婚していましたが、二人の間に生まれた娘アマンダも歌手になっている模様です。

 選曲は、A.C.JOBIMからスタンダード、そしてSTEVIE WONDERまで色々な曲にチャレンジしていますが、でも全曲「ELIANE ELIAS」色。

 レコード会社は違えどプロデュースは、ご本人と STEVE RODBYに現在のご主人MARC JOHNSONですので、サウンドの路線は変わりません。

 あ、大事なコト言い忘れてましたが、彼女のボーカル、両アルバムとも最高です。

ELIANE ELIAS   DREAMER   BMG BVCJ-31037 2004年

       BOSSA NOVA STORIES  BLUE NOTE 50999 2 28103 2 8 2008年
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by moccinocraft | 2013-01-14 19:53 | LATIN | Comments(0)

Dori Caymmi & CUBAN ROOTS

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 本日のクール・ラテン2題。 先ずはDori CaymmIリオデジャネイロ生まれの69歳。 

 このCDは12枚出ている7枚目で、ミュージシャンはアメリカのを使っていますが、どちらかというとECM系でしょうか。  歌自体は素朴なものですが、アレンジしている音作りとしてはどちらかというと牧歌的というより、環境音楽に近い感じ?でも、もうちょっと血が通った感じでしょうか。

 ジャケット写真でも、右のバカボンのパパでは無く、左の写真のイメージの方がしっくりきます。

 真剣に聴くとちょっと疲れますので、少し距離を置いてBGMとして聴く方が楽しめるかも...

 ギターの弾き語りではなく、ボーカル系とバックの音楽を別々にした方が、彼の音楽としては方向性が見えると思います。

 アレンジメントとしてはポールウインター・コンソレート(ちょっと無理が有るかも!?)のあたり狙いの、ECM系???  やっぱり外してますね、こればっかりは聴くしかない。

 ほかのアルバムを聴いてみないと、Dori CaymmIの感じはつかめないのかもしれません...
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 NY実験的アフロ・キューバン・ジャズのスピリチュアルでクールな試みのバンド、「CUBAN ROOTS」です。  CDの題名からすると、コンピレーション・アルバムかなと思わせぶりですが。

 ジャケットの中を開いてみますと、リーダーはFrncisco Aguabellaでサンタナ・マロ(くっつけると変ですね!?)とも共演とあります。担当楽器Bata(鼓を細長くした形で、片側が径が小さい)ですが、他のパーカッションも担当しています、

 しかし、リーダーの前に、Mark Weinstein('フルート)とDan Weinstein(トロンボーン)の兄弟が掲載してありますので、どうやらこの二人重要人物?  君筒でも、CUBAN ROOTSのDan Weinsteinという画像も有るので...

 ラテンバンドですので、リズム隊は充実していますが、管が4管でフルートを除くと、あとはトロンボーンのみ。  この辺は特化したサウンドになっており、、「CUBAN ROOTS」の最大の特徴ではないでしょうか?

 さすが、ニューヨーク系ラテンバンドですので、キレとJAZZ性には申し分ありません。

 トロンボーン好きには多いにお薦め、あまりお好きでない方には、チョット?!というアルバムです。

Dori Caymmi IF EVER QWEST/WARNER 9 45604-2 1994年

CUBAN ROOTS REVISITED CUBOP CBCD019 1999年
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by moccinocraft | 2013-01-05 18:33 | LATIN | Comments(0)


DEWI (デビ:名付け親は4歳児)の①趣味②業務連絡③仕事④地域活動?


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